誰よりも遠くへ

川の流れに逆らって

5万円の使い道を考えられるやつはブルジョワ

今日も8時間近く勉強してしまった。tetoの『夢見心地で』を聴きながら眠っていたけれど、たまらなくなって文字を書いている。自分の勉強時間の限界はピッタリ7時間だと思っている。今日は少しオーバーしたのでランナーズハイみたいな気分になっている。そんな夜には絶対tetoを聴いてしまう。相変わらずあんまりいい噂ないけど、コイツらの音楽には完全に惚れてしまっているので大した問題ではない、と思う。ハルカミライとは違う好き。

 

僕は完璧主義者(ただプライドが高くて失敗がこわいだけ)なので、出席した授業は完璧に理解しようとする癖がある。オンライン授業では欠席することがないので、すべての授業をがっつり前のめりで受けている。そのせいで普段の2倍くらい労力がかかる気がする。普段は熱心に受講するor欠席のオール・オア・ナッシング(深夜に書く言葉はやたら横文字が多いし()も多くてださい)なので、今までの大学生活でいちばん大変で、充実しているような気がする。この満足感も結局タダのランナーズハイなんだと思う。それでもいい、だって今わりと清々しい気分だし。

 

5万円の使い道を自由に考えられる僕は結局ブルジョワ精神の持ち主なんだよなー。国の一律給付金と合わせて15万円。旅行に行きたい。知ってる街、知らない街、別の国、おばあちゃんち。道草食って海沿いの町で沈没したいし、ボロいフェリーに乗って甲板で思いっきり息をしたい。ライブハウスにも行きたい。彼女にも会いたい。(恥ずかしいので書くの迷ったけど、深夜じゃん!)

 

サンボマスターが震災後に福島でライブしたとき、「新しい日々が始まったみたいにもう一度底力見せようぜ」みたいなこと言ってたの思い出した。いいよね。新しい時代、楽しみに待ってる。英語もうまくなりてえなあ。唐突だけど。teto,コールスロー、ハルカミライ、Hump Back、羊文学、錯乱前戦、オレンジスパイ二クラブ……来るべき世界に、絶対音楽は必要だって確信できる。音楽ってやっぱりすごいよ。言葉もやっぱりすごい。……寂しい世界だよ今すっごく。

 


teto - 夢見心地で(MV)

三日坊主のブログ3日目

クラフトボスのレモンティーを飲みながら今日も講義を3つ受ける。毎日わりと7時間位勉強してる気がする。皆どうやってこのオンライン授業乗り切ってるんだろ。もしかしてもっと気抜いてもいいんかな。

 

レモンティーは昔から好きだ。さらに言えば、昔から黄色い飲み物が好きだ。高校時代の僕は毎日何本もビタミン炭酸MATCHを飲んでいたし、そのせいで生まれた交友関係なんかもあるのでエモい。(エモいって言葉、きらわれすぎて最近見なくなったね)レモンティーは本当に好きだけど、結局午後の紅茶のレモンティーがいちばん美味しい。というか市販の紅茶って全部午後の紅茶よりは美味しくないんだよな。紅茶花伝は美味しいけど。

午後の紅茶信者って割と日本の至るところにいるよね。午後の紅茶ストレートティー1年半前くらいにちょっとまずくなったんだけど、Twitter見たら意外と皆反応しててびっくりした。それだけ。

中央大学にはなかなか午後の紅茶が売ってなかったから駅のファミマまでダッシュして買いに行くこともあった。中央大学、広いくせにスタバ近辺本当に土地の無駄遣いをしていると思う。あそこに法学部棟建てろよクソ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~って思ってたら中央大学から5万円一律給付のお知らせが届いた。まじで中央大学好き。これからは愛校心を持ってありがたく授業を受講しようと思います。5万円の使い道後輩に聞いたら「お肉券作ろう」って言っててマジで何言ってんのか分からないからブロックしようかと思った。

 

明日はもっと中身のあるブログを書こうかと思う。目的のある文章ばかり書いていることが多いので、こうやって頭の中に思い浮かんだものをとにかく書きなぐってみるのはすごくすっきりするね。

おすすめの曲です。


羊文学 "天気予報"(Official Music Video)

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『本当のウイルスは人間だった』⇒うるせえ!

オンライン授業3日目。政治社会学と中国語。政治社会学トクヴィルマルクスウェーバーといった古典のお話。『史的唯物論』だの『多数派の専制』だの、なんとなく内容が政治学科っぽくなってきた。

オンライン授業ってめっちゃ疲れるねこれ。画面越しに映像を見て、ダウンロードしたレジュメをチェックして、manaba(大学のWeb掲示板みたいなやつ)に提出。往復3時間の通学よりはマシだけど。それでも4時間勉強しただけでクタクタになる。昼食を忘れていたので16時頃に卵かけご飯(韓国海苔と焼き肉のタレコラボ)で優勝する。最近一日2リットルくらいミネラルウォーター飲んでる。ご飯食べたあと英語の勉強しようと思ったけど、思った以上に疲れたので休息する。フラワーカンパニーズの『深夜高速』をなんとなく聴いてみる。僕は音楽を聴くときにほとんどメロディーのことを考えていないような気がする。ひたすら歌詞。歌詞。彼女の場合はまったく逆で、好きな曲を聴かせると必ずメロディーの表現についての感想が出てくる。同じ曲を聴いているのに全然違う感覚で受け止めている。音楽ってやっぱり不思議だと思う。最近新聞を読みながら邦ロックを聴いていると、いろんな言葉が絡まって僕の中でざわめく感覚がする。新聞の記事内容はほんとうに重苦しくて、暗い。世の中は今深いくらやみの中にあって、誰もが怯えている。僕はこのおそろしさにきちんと目を向ける必要があると思う。これから先、本当にどうなるか分からないよ。TOEICっていつまでに受ければ就活に間に合うんだろう。就活ってちゃんとあるのかな。労働の歯車だけは絶対に止まらないんだもんねこの国。ライブ、行かせてくれよ。

 

政治のことはあんまり考えたくない。つまんないし。本当につまらないよ。それでも現実のことを考えていると心の中が窮屈になって、つい言葉にしてしまう。この日々は、戦争のようにきちんと終わってくれるのかなあ。

 

コロナはもちろん本当に恐ろしい存在。まじでやばい。でもコロナが流行るそのずっと前に、もうおかしくなっていたことはたくさんあったんだろうね。でも僕は、「本当のウイルスは人間だった」なんてありがちなセリフはぜったい言いたくない。諦めてんじゃん。環境問題にもしっかり目を向けていきたいんだけどなあ。就活がはじまって、終わる頃には、学生生活が終わって、社会に出る頃には、もう僕は地球環境のことなんて考えていないかもしれなくてそれがすっごくこわい。大人にだけは、なりたくない。なりたくなかったな。

 


深夜高速 / フラワーカンパニーズ

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「何が好きかで自分を語れよ!」⇒うるせえ!

続けるか分からないブログを書いている。僕の文章を必ず読んでくれる人はいる(ありがとう!!)ので、読み手がいる前提で、敢えて今日は図々しくも自分語りをしていきたいと思う。

 

唐突だけど、僕は本に挟まっているハガキがきらいだ。ハガキが挟まっているページばかりを見てしまいそうになる。最近ふと思う。一番手に届きやすい場所にある言葉、情報を、咀嚼せずに飲み込んでしまう自分が心配になる。メディア政治を専攻している自分自身のリテラシーの低さを、最近おそろしく思っている。こんなんでゼミ論書けるんかな。

お金がほしい。バイト先は営業しているけど、密度の高い集団塾のバイトなんてリスクが高すぎるので休んでいる。手元には17万円。正直もうバイトなんてやりたくない。これ以上時間を費やしたくない。労働はきらいだ。

あしながおじさん』がきらいだ。主人公の女の子は、孤児として育ったが、文学の才能を認められ、手紙を書くことを条件に「あしながおじさん」に大学進学を援助してもらう。主人公は手紙を通じて自身の大学生活を赤裸々に描いていく。主人公は英語、そして文学の才能を糧に奨学金や、小説の原稿料を勝ち取る。ついには作家としてデビューする。

物語はハッピーエンドに終わる。「選ばれなかった孤児たち」のことも、「作家になれなかった人たち」の事も触れずに終わる、と言い切ってしまうのはニヒリズムに過ぎるにしても、とにかくきらいだ。

夢見る少年少女たちが、大人たちによって選ばれ、拾い上げてもらう。才能さえあれば報われる。それだけの話が、名作として語り継がれている。正しいと思う。「自己責任論」だって理論上は美しく正しいと思う。僕は作品全体に漂うこの「正しさ」をどうしても受け入れることができない。きらいだ。

 

ブログ初日なのに、きらいなものの話ばかりをしている。僕はそんな自分がきらいだけど、そんな自分だってちゃんと自分なんだと思う。

「何が嫌いより、何が好きかで自分を語れよ!」は結局ルフィの言葉ではなかったらしい。それでもこの言葉が名言として、しばしば人々に受け入れられている。でも僕は、自分が何を嫌い、なぜ嫌うのかをしっかり語ることを放棄したいとは思わない。何かを嫌いになる自分だってちゃんと自分だし、それでいいと思う。ひとを嫌いになったり、物事を否定することは、どうして綺麗な感情ではないとみなされてしまうのだろう。

人を好きになる自分、物事を肯定し、前向きに取り組む自分自身は好きだ。それでも、自分の中の「きらい」な感情は、僕自身の影として、自分の内面にしっかり存在している。

僕の大好きなヘルマン・ヘッセの『デミアン』の主人公たち(おすすめの小説です)のように、僕たちは禁じられたもうひとつの世界に目を向けるべきだと思う。忌むべき自分の「きらい」な感情を言葉にすることを、僕は実践していきたいと思う。

 

もちろん、自分の「好き」な物事についてもたくさん考えていきたい。詩人の最果タヒの、『「好き」の因数分解』のようにゆるやかに言葉にできたらいいな、と思う。おすすめのエッセイです。

 

「好き」の因数分解

「好き」の因数分解

  • 作者:最果 タヒ
  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

最後に好きな曲を載せておきます。「predawn」を「ぷりだうん」と読むとバカにされます。

 


ハルカミライ - predawn (Official Video)